キャンプによって自然体験
自分も見つめ直し、他人からの影響を受けない自分の時間を楽しむソロキャンプも良いのですが、やはりキャンプはワイワイと大勢で楽しい想い出をつくるのが醍醐味ですね。スマホ、SNSなどに囚われている現代の環境の中では個人が受けるメディアからの偏った情報の影響が相互交流の無いなかで思わないところに「ひずみ」を感じてしまいます、一部の方には、その「ひずみ」に陥ってしまい思い悩むことになってしまいます。この「ひずみ」を自然中で体験を通じて楽しみに変えるキャンプから日常の生活を変える一歩となる事を期待されます、又大勢で楽しむ事で相互のコミュニケーションが改善される効果も期待され、キャンプによって自然体験の機会が増え、野外での生活を送ることで日頃何気なく過ごしていて見過ごしてしまっている例えば夕食の準備などを参加してみることで調理する楽しみ、食する楽しみと食後の片づけへの参加と一連の作業から多くの事を学べます。色々な場面でチャレンジすることがあるキャンプでは、仲間同士で自然に役割分担を決めて相互に調整していくことを行っています。仲間同士でのコミュニケーションは格段に向上します。キャンプは人間関係を体験から学ぶ機会が多く、インターネットやSNSによって阻害されたコミュニケーションを本来の姿に戻し、スマホやインターネット依存症から離脱する機会を与えてくれます。現代生活では友人関係の希薄化、コミュニケーション能力の低下、ネットへの過度の依存が叫ばれていますがキャンプでは、自らの目で確かな情報を見極め解決していき、仲間からの情報を受け入れながら自分の考えや気持ちを相手に直接伝えられるコミュニケーション能力などが必要となりますので現在生活の「ひずみ」を改善することになります。キャンプでは日頃の自然体験不足や自然観を養う絶好の機会と言えます。テントを含めたキャンプ道具の使い方を学び、野外で暮らす方法は災害時のサバイバルの観点から見直したいキャンプです。自然の中での寝起き、野鳥のさえずり、テントの生活、かまどでの火おこし、一日中飽きずに楽しめる活動、小さな火を囲んでの仲間との語らいや夜の闇と静けさ、冒険的な活動へのチャレンジ、充実感、登山中の暴風雨などキャンプでは、一生の思い出に出会います。このような出会いと思いが人の心を動かしかけがえのない心の財産となっていきます。
キャンプの歴史
アメリカの米国コネチカット州、南北戦争の時代、2週間の野営生活を行ったのが最初となっています。では日本のキャンプの始まりは、ボーイスカウト等の団体からです。琶湖畔の雄松岬には1916年に日本ボーイスカウト初野営の地」の記念碑があるそうです。自然の中で宿泊するキャンプは目的に応じて仲間や家族のレジャー等を楽しむ、ボーイスカウト等の団体で臨む教育的な狙いを達成するための「組織キャンプ」と分けられます。「組織キャンプ」は小集団活動ですので、目的を達成するためにキャンプを運営する人たちの役割分担を決めた組織が作られます。参加者もグループに分けられ役割が与えられています。当然使用するキャンプ道具も違ってきます。先ずはレジャーとしてのキャンプから始め炊飯から就寝まで自然の中で過ごして、都会の喧騒を忘れて仲間との親交を深めましょう。