漬物が身体に良い理由

おつけもの慶kei

漬物が健康に良い

漬物が健康に良いと言われていますが、何が身体に良いのか理由がはっきり掴めない、何が本当に良いのかを調べてみます。先人達が作り上げた漬物文化ですからきっと身体へ良い影響があるはずです。漬物に使われる新鮮野菜だけでも身体に良い影響を及ぼす筈です、その野菜を何故か漬物してしまいます、新鮮さは失われてしまう一方でミネラル・食物繊維はそのままに硬かった野菜由来の繊維質は柔らかくなりますから食に適します。特に大根、ニンジン等の根野菜の硬い繊維質が無理なく取り入れやすくなるのは先人に感謝ですね。塩漬け、糠漬け等によって味に違いはありますが漬ける事によって発生する乳酸菌は主食と共に整腸効果があり運動不足やストレスで乱れがちとなる腸内環境を整えてくれます。しかし塩分が多い漬物を毎日摂取してしまうと漬物100g当たり6g以上の塩分を摂取してしまいます、塩分を一日あたりの6g以上摂取すると脳卒中や動脈硬化等の生活習慣病になります、食べ方を考えなければなりませんが、カリウムが多い大根の漬物はお薦めです、カリウムには摂り過ぎた食塩を排出する効果があります。トマトの糠漬けはトマトの皮が柔らかく食べやすい、低カロリーで美肌効果のあるビタミンCやリコピン・老化を防止するビタミンEが含まれているので美容と健康に効果があります。

韓国の漬物「キムチ」

同じ漬物のルーツにはお隣の韓国「キムチ」があります、もともと野菜を冬場に摂取する為に塩漬けて貯蔵していたのが自然発酵し「キムチ」の原型ができます。12世紀頃から各種の香辛菜類が加わってから現在のキムチへ近づき、16世紀から韓国に伝来した唐辛子をキムチ作りに本格的に使われるようになりました。冬場のキムチ作りに適した結球白菜の栽培が普及し現在の典型的な韓国キムチになりっています。れでは唐辛子はどこから渡ってきたのでしょうか、唐辛子の原産地は、南米で紀元前7,000年~8,000年ごろペルーやメキシコなどで栽培が開始されたらしく、唐辛子が渡ってきた立役者はクリストファー・コロンブス、胡椒、ナツメグやシナモン等を未開地に高値で売って儲けようと考えたのがはじまりとか、日本には江戸時代の初期にかけてから普及しています。当時では食用ではなく、その辛みから足袋に入れて霜焼け予防として使われたりしていました。欧米では酢漬けが多く、野菜の発酵食品を利用する国はそれほど多くありません。日本の糠漬けは誇れる発酵食品です「ぬか漬け」は米ぬかに塩と水を混ぜ合わせて作った「ぬか床」に、野菜を漬け込んだ漬物です。ぬか漬けすることにより糠の栄養が野菜に浸み込みます野菜に足りない成分が摂れます。ぬか漬けによりビタミンB1、B2、ビタミンE、食物繊維、乳酸菌や酵素、抗酸化作用のあるフェルラ酸、r−オリザノールなどが野菜にしみ込みますので糠漬けを頂けばその栄養素をも摂取できることになります。

キムチは、脂肪燃焼効果のあるカプサイシンや便秘解消に効果的な食物繊維が豊富

さてお隣の韓国「キムチ」ですがオリジナの韓国「キムチ」は、脂肪燃焼効果のあるカプサイシンや便秘解消に効果的な食物繊維が豊富なためダイエットに良い食材ですが、最近の韓国「キムチ」には辛みを和らげるために砂糖や甘味料を多く添加しているものもあり、ダイエット効果が無くなってしまっています。韓国でキムチ文化が発達した背景には農耕を中心とした時代に野菜を好んで食べ、水産物の塩漬けに優れていた事から薬味として使われました。アミノ酸が多くふくよかな美味しい「キムチ」ですが、冷蔵庫保管でお1週間~10日程度美味しく食べられますが、冷凍保存以外では、10日以降酸味が強く味が落ちたり、カビが生えたりしますので廃棄してください。美味しいキムチを参考までに紹介します。

参考行列のできるキムチ専門店の公式サイト【おつけもの慶】

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